お知らせ

1月23日(火)に1日防災学習を行いました。

1時間目は、各学年での災害・防災に関した道徳の授業を行いました。

 

 

 

 

2時間目からは体育館に移動し、厚真町の防災アドバイザーでもある定池祐季先生(東北学院大学准教授)による「冬場に停電になったらどう対応するか?」など、過去の事例を基にした講演を聞き、考えを深めていきました。

3・4時間目は、「あつまるねっと」のご協力を得て、地域の皆さんにも来校していただき、東日本大震災・ふくしまの教訓を生かした避難所シミュレーション「さすけなぶる」を行いました。

 

※「さすけなぶる」は、福島県の方言である「さすけねぇ」と持続可能であるさまを意味するsustainable(サスティナブル)」を組み合わせた造語です。

「さすけねぇ」は、福島弁で「心配ない・問題ない」という意味。心配がない状態を持続させることを意味しています。

先生や地域の方々を交えた10班に分かれ、実際にあった話を基にした2つのケースについて考え、話し合い・まとめ・発表をしました。

話し合う時間では、同じ班になった先生や地域の方の話を聞き、自分の意見を述べている生徒たちの姿も見られました。

1つのケースごとに、各班代表者から発表があり、定池先生から発表の振り返りや考え方の提示があり、「公平(みんな平等)<公正(各々に合ったもの・こと)」など、考えさせられるお話を聞くことができました。

 

 

 

 

 

 

「さすけなぶる」を行い、生徒からは「色々な考え方があることが分かった。」「避難所には、健康な人、高齢者、体の不自由な人がいて、様々な考え方の人がいるから、話し合うことが必要だと思った。」との声が多かったです。

その他、「災害時の人たちをかわいそうな人だと感じないで、みんなで頑張ろうと思える人になりたい。」「自分には無かった考え方や見方が出来て良かった。」「みんなそれぞれ経験や思いがあるということを覚えておきたいです。」「公平・公正の違いを考えた上で、問題の解決策を考えるといいと思った。」という感想もありました。

代表生徒からの挨拶では「このような防災教育のおかげで、わが校の生徒は知識を深められたことでしょう。もしまた地震などが起きた際に、わが校の生徒は真面目なので、大変なことが起きた際にも、率先して行動してくれることでしょう。今日はありがとうございました。」と、お礼を述べて防災学習を終えました。

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